友人がケトジェニックに失敗した理由
久しぶりの投稿です。夏休みの時期の話なのですが、私がケトジェニックをやっていると聞いて、是非試したい、そして身体を絞りたいといって友人が日本からやって来ました。
私が実行しているケトジェニックのやり方を説明すると、彼は言いました。「結局、OSが変わるということだね」。OSがウインドウズからiOSに変わる、身体を動かす燃料が糖質から脂質に変わることをそう表現した彼。分かりやすい表現だなと感心しました。
ところが、頭の中はウインドウズのまま。日中の暑い時に走ったり、夜ご飯は少なくしたほうがいいとかいう。それは糖質で動いている身体にはいいけれど、今までいいと思っていたことをiOSでやると多分、よくない....。
新しいシステムでやらなければならないのに、彼はそれを理解できないようでした。以前から自分が信じてきた思い込みが強い。
カロミルの説明をしたときも、私はIFで朝は食べないから、1日1200キロカロリーの振り分けは朝が0、昼夜で5:5にしていました。ケトを初めたばかりの人は、夜に脂質や繊維質をたっぷり摂って、翌日までIFが続けられるようにお腹を満足させる、食事の比率は夜に重きをおくのがいいと言ったら、彼はダメだという。
夜は軽くしたほうがいいんじゃないかというわけです。新しいシステムで変わることに向かっているのだから、そのためにどうしたらよいうかということなんですが。
断食の初めは身体のシステムが移行中なのだから、激しい運動もあまりよくないし、それは理由あってのことで、今まで通りにやっていたら自分がつらいだけ。
結局彼は説明してもわからなかったようです。先生も言っていますが、「信じることも必要だ」ってことも。それでも彼は4日間で1.9キロ体重が減ったようでしたが、なんとなく気まずく、5日めに旅立って行きました。
新しいシステムを理解すること、そして強い意志を持って、それを信じること、それがダイエットに成功するカギかもしれません。